昨年、10年ぶりの日本代表戦で靭帯断裂の大ケガを負った横浜F・マリノスの宮市亮。
一時は引退もよぎったというが、今年5月に301日ぶりとなる復帰を果たした。
マリノスはその宮市のリハビリ期間を追ったドキュメンタリー(前編)を配信。
これまでも度重なる膝の怪我に苦しんできたが、今回の術後に高校生以来初めて正座ができるようになったと衝撃的な発言も…。
リハビリ中の宮市は、ドクターやトレーナーらサポートしてくれる人達への感謝を口にしている。つらいリハビリ期間をそばで支え続けたのが、宮市も「スーパー日暮トレーナー」と全幅の信頼を寄せるトレーナーの日暮清さん。
術後129目に実施したバイオデックス(筋力測定)で宮市の回復が確認できた際、日暮さんは「本当に良かったぁ…」「これで何か月も競技復帰できないやつもいるんだよ」と思わず涙していた。宮市は「よかったっすね、マジで!これで泣く人いる?(笑)それだけ真剣にやってくれてるんですよね」と感謝。
その後、宮市から「バイオデックスの数値を見た日暮さんが号泣(笑)」と聞かされた喜田拓也は「そこまで感情移入できるのがすごい」と反応。日暮さんは宮市のことで夜も眠れないほどだったそうで、宮市は「こんだけ思ってくれてるんだ」とも話していた。
宮市は術後120日時点での測定数値が思わしくなく(ケガ前は体重比300%が10%代)、日暮さんはかなり心配していたようだ。
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ただ、宮市はその後に痛みがぶり返す苦しみも味わっており、術後5カ月時点では苛立ちも感じていたと吐露している。