FC東京は28日、「FW田川亨介がスコットランド1部のハート・オブ・ミドロシアンFCに移籍する」と公式発表した。

現地のメディアでは買取オプション付きのローンになる可能性が高いと報道されていたが、完全移籍での取引となったという。

田川亨介は1999年生まれの24歳。サガン鳥栖でプロとしてデビューしたあと、2019年にFC東京へと移籍。そして2022年1月からポルトガルに渡り、サンタ・クララへ貸し出されていた。

昨季はわずか2ゴールと苦戦したことで今夏FC東京へと戻っていたが、そのままスコットランドへと挑戦することになったようだ。

田川亨介

「このたび、ハート オブ ミドロシアンFCに完全移籍することになりました。

まずはFC東京のファン・サポーターのみなさん、復帰を心よく迎えてくださったなかで、すぐに移籍することになってしまい、本当に申し訳ありません。

また、僕の意志を尊重し後押ししてくれたチーム関係者のみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。

また一から頑張ろうと思っていた矢先にオファーをいただき、海外で挑戦したいという夢を諦めきれず、このような決断をしました。

もっともっと強くなって成長した姿をお見せできるように頑張りたいと思います。 本当にありがとうございました」

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ハーツには現在小田裕太郎が所属しており、かつては食野亮太郎がプレーしていたことでも知られる。クラブの歴史上では3人目の日本人選手となった。

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