かつてJリーグでプレーした元ブラジル代表FWフッキ。
36歳になった彼はアトレチコ・ミネイロでプレーしているが、『Globo』によれば、チームのキャプテンを自ら降りると宣言したとのこと。
フッキは2日のアメリカ・ミネイロ戦で退場処分を受けており、自分が主将を続けることはクラブにとって害になると説明したという。
「自分で考え、首脳部とフェリポン(監督)に伝えた。自分はピッチ上でチームメイトを傷つけた。
もうキャプテンマークはつけない。
自分に信頼と責任を与えてくれた全ての人に感謝する。
これまでプレーしてきた全てのクラブでキャプテンマークを巻いてきた。ポルトガル、ロシア、中国、そして、ここでも。
だから、アトレチコ・ミネイロでお世話になったフェリポンら監督たちには感謝している。
これまで何度も手を叩いて、アームバンドを見せてきたけれど、そのたびに無視された。
だから、その状況や起きたこと全てを考えると、キャプテンマークを諦めるほうが好ましい。
テレビでスポーツ番組なんかを見ていると、『(審判に)ハルクは文句を言ってカードを貰った』と叩かれる。
レフェリーに対して丁寧に判定への不満を伝えても、それが失礼ならカードになるなら、全ての選手が試合中にカードを貰うはずだが、そうはならない。
自分は常に礼儀正しく、敬意を持っているが、残念なことに聞いてもらえない」
今季のフッキは35試合で17枚ものカードを受けている。キャプテンとして主審と話す役割を担ってきたが、審判との関係がうまくいっていないと感じているようだ。
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また、そういう自分がキャプテンを務めていることでチームメイトのことも傷つけていると感じており、その座を降りる決心をしたという。