9日に行われたパウメイラス対フラメンゴの対戦。ブラジルを代表する強豪クラブ同士のライバル対決で痛ましい事件が起きてしまった。

パウメイラスファンのガブリエラさんがスタジアムの外で列を作っていた際、両チームのファン同士の乱闘が発生。23歳の彼女は投げつけられたガラス瓶で首を切る怪我を負い、2日後に亡くなった。

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ブラジルサッカー連盟会長はこの事件を非難しており、ブラジル1部リーグ第15節では全試合で1分間の黙祷が捧げるられる。

かつてパウメイラスでプレーした現アーセナルFWガブリエウ・ジェズスは「ブラジルサッカー界にとって悲しい日。ガビはまだ23歳で彼女にはこれからの人生があったが、スタジアムでの暴力でそれを奪われた。この暴力を終わらせるために、僕らが内省し、団結しますように。そして、神がガビの家族を慰めてくださいますように」とのメッセージを出した。

パウメイラスは「エンターテイメントであるべき場所で23歳の女性が蛮行の犠牲になるのは受け入れられない」、フラメンゴも「純粋にスポーツを楽しむべき場所で若き女性が残酷かつ不当な方法で命を失った。厳罰に値する」と非難する声明を発表。

警察当局は、ボトルを投げたフラメンゴファンの男を逮捕しており、殺人罪で起訴される見込み。

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