今月開幕するFIFA女子ワールドカップ。日本女子代表とグループステージで対戦するザンビア女子代表を率いるブルース・ムワペ監督が性的問題で告発されたと『Guardian』が報じた。
2018年からチームを指揮してきた同監督だが、性的な問題で調査を受けている。
すでに昨年9月の段階で、ザンビアサッカー協会は女子サッカーにおける性的虐待疑惑についてFIFAに調査を付託していた。調査対象となったザンビアサッカー関係者には、U-17代表監督も含まれている模様。
ある選手は匿名を条件に「彼(ムワぺ)が誰かと寝たいなら、イエスと言わなければいけない。監督がチーム内の選手と寝るのは普通」と話している。
また、監督本人からではないが脅迫も受けているという。関係者は「彼女たちは起きたことを言うなら、懲罰的措置を講じると脅されている。連盟は見て見ぬふりだ。彼女たちはいい結果を収めているから。世間や当局や成功やいいイメージを見せるのが彼らのやり方。だが、裏では非常に醜いことになっている」と明かした。
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ザンビアサッカー協会の会長は、調査はザンビア警察とFIFAに委ねられたと話しているという。日本とザンビアは7月22日にワールドカップ初戦で対戦する。