今シーズンもJ1で強さを見せつけている王者横浜F・マリノス。
2003~2004年に連覇を果たしたメンバーである那須大亮、栗原勇蔵、坂田大輔がプチ同窓会を行っていた。
そこで、栗原はこんな話をしていた。
「FWで言ったら…自分はフィジカルで闘ってたから、一番馬力が強かったのは、矢島卓郎だよね。あれは断トツだった。
矢島も鄭大世も自分も同じ歳なんだけど。テセは有名だし、活躍してたし、すごかったんだけど、テセより矢島のほうが全然馬力は凄かった。
体重だと90キロくらいあって。体も強いんだけど、とんでもない体をしてるんだけど、バキバキで。(強いだけではなく)あいつ、めちゃくちゃ速いからね。
サカティ(坂田)くらいは速かったんじゃない。スピード×体重みたいな感じだから、もう強ぇ、強ぇ。
あれはマジで体がついていかなかった。馬力に。
それにちょっと近いのが、上田綺世っていうか。
あいつのほうがうまいし、ヘディングとかジャンプとかも凄いけど、馬力でいったら似た感じだよね」
川崎フロンターレ、清水エスパルス、マリノス、京都サンガでプレーした矢島は、速さ・強さ・高さの三拍子揃ったストライカーで、日本人離れした迫力を持っていた。圧倒的な馬力があったというが、上田綺世も似たところがあると栗原は感じたようだ。
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ちなみに、かつてマリノスで期待されていた田原豊も矢島と同じようにフィジカルは一級品だったという。ただ、那須によれば、体力がなかったのとメンタルも強くなかったとのこと。