かつてブラジル代表で期待されていたルアン。2016年リオ五輪の優勝メンバーでもあるが、2017年以降はセレソンから遠ざかっている。

30歳になった彼はコリンチャンスに所属しているが、ファンから襲撃される流血事件に見舞われた。SNSに血が付いたショーツの写真を投稿している。

『Globo』によれば、ルアンは火曜早朝にサンパウロのモーテルでファンたちから暴行を受けたという。肋骨に打撃を受けたというが、その際、友人5人、女性4人と一緒だったとされている。

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コリンチャンスは卑劣な攻撃だとして事件を非難する声明を出しており、すでに警察にも通報している。

2020年にグレミオから2890万レアル(8.6億円)の移籍金でコリンチャンスに加入したルアン。だが、わずか9ゴールと期待を裏切り、昨年途中にはサントスにローンで放出されると、ローンバックした今年は1分もプレーしていない。

今年初め、ルアンはヴァンデルレイ・ルシェンブルゴ監督にチャンスをくれと直訴したが、指揮官はファンが望んでいないので起用しないと断言している。

コリンチャンスとの契約は今年で満了になるが、クラブ側は1億円以上の肖像権料も支払っており、ファンたちの不満が爆発したことで今回の事件に至ったようだ。

ファンたちはルアンに暴行を加えた際、激しく罵倒しつつ、クラブとの契約を解除しろとも迫っていたという。ルアンがモーテルに女性たちといるという密告があったようで、彼はスイートルームから引きずり出されて暴行されたようだ。

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