プレミアリーグのウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズは29日、7月に予定していた韓国遠征を中止したことを発表した。

韓国代表FWファン・ヒチャンが在籍することで知られるウルヴス。また、日本代表の6月シリーズに招集されたMF川辺駿もグラスホッパー退団が発表されたため、現在は所属元のウルヴスに戻っている状況だ。

そんなウルヴスは、2023-24シーズン開幕に向けたプレシーズンツアーとして韓国遠征を計画。7月26日に水原でセルティックと、29日に仁川でローマと対戦する予定だった。

しかしクラブの発表によれば、ツアープロモーターとして契約していたStadium X/USGに多数の不備があったため、最終的に契約を打ち切ってツアーを中止する決断に至ったという。韓国では試合のチケットすらまだ販売されていなかったとのこと。

これにより宙ぶらりんになってしまったのがセルティックとローマの2チーム。ただ、ジョゼ・モウリーニョ監督率いるローマに関してはウルヴス戦の予定は公式サイトから削除されたものの、8月2日の仁川ユナイテッドFC戦はいまだ日程表に記載されている。

一方、セルティックは日本で横浜F・マリノス、ガンバ大阪と対戦したあと韓国へ渡る予定だったが不透明な状況となってしまった。

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新たにブレンダン・ロジャーズ監督が就任したセルティックにとっては大事なプレシーズン。日本ツアーにも関わってくるかもしれないだけに気になるところだ。

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