フランクフルトを契約満了で退団する日本代表MF鎌田大地。移籍先はミランになるとされており、近く公式発表されるとも噂されている。
そうしたなか、かつてミランでスカウトを務めたマッシモ・モラレス氏が鎌田に言及した。同氏は、『Tuttosport』でこう述べていた。
「鎌田はトレクァルティスタだ、今でいうトップ下としてプレーする。
いいフィジカルを持っていて、速さはないが、立派なテクニックがある。
いい買い物だ、0円でやってくる。
彼はスターではないが、ミランにとって有用になる人材だろう。
アジア市場で注目を引き寄せる役割も果たすだろうが、現時点でこの日本人はトッププレイヤーではない。
彼はラデ・クルニッチのようにメッツァーラ(≒インサイドハーフ)としてプレーするかもしれないが、様子を見てみよう。
机上では、彼よりもシャルル・デケーテラーレのほうがいい」
鎌田には確かな能力があり、移籍金がかからない点でも有用としつつ、トップレベルではないと指摘していたようだ。
59歳のモラレス氏は、名将ジョヴァンニ・トラパットーニ氏のアシスタントコーチだったほか、フォルトゥナ・デュッセルドルフなどでの監督経験もある人物。