ボルシア・ドルトムントは7日、「イングランド代表MFジュード・ベリンガムが、レアル・マドリーに移籍することに合意した」と発表した。
ジュード・ベリンガムは2020年夏にバーミンガム・シティからドルトムントへと移籍し、それから3シーズンに渡ってドイツ・ブンデスリーガで活躍してきた。
昨年末には19歳でイングランド代表の一員としてFIFAワールドカップ・カタール2022に出場してさらに評価を高め、今夏の移籍が確実だとされてきた。
マンチェスター・シティやリヴァプールなどイングランド・プレミアリーグの強豪クラブも獲得に動いていると伝えられていたが、今回移籍先がレアル・マドリーになることが決まったという。
発表によれば、レアル・マドリーはベリンガムの獲得に1億300万ユーロ(およそ153.7億円)を支払うことに同意し、さらに多額のボーナスを支払うことを提示したそう。
ボーナスが全て上乗せされた場合、移籍金の総額はおよそ1億3390万ユーロ(およそ199.9億円)に達する可能性があるとのことだ。
なお、この移籍金はイングランド人選手としてジャック・グリリッシュ(アストン・ヴィラ→マンチェスター・シティ)の1億ポンド(およそ172.3億円)に次ぐ2位。
またレアル・マドリーが獲得した選手としてもエデン・アザールの1億1500万ユーロ(およそ171.6億円)に続くクラブ史上2位の高額記録である。
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これらの移籍金高騰もあり、リヴァプールは4月の段階で交渉からの撤退を表明していた。