レアル・マドリーFWヴィニシウス・ジュニオールに対する人種差別問題がふたたび起きた。

レアル・マドリーは22日に行われたリーガ第35節バレンシア戦に1-0で敗戦。ヴィニシウスは後半アディショナルタイムに一発退場を宣告されている。

乱闘沙汰になった後、VARで相手の顔を叩いたとしたレッドカードが提示された(動画7分6秒から)。

そのヴィニシウスは相手サポーターから人種差別を受けたと審判に訴える場面もあったが、主審は特に対応せず。

試合後、ヴィニシウスはSNSにメッセージを投稿。「人種差別主義者が勝ちとった賞は俺の退場だった!これはサッカーではない、これがリーガだ」と非難した。

また、「僕を歓迎してくれたし、僕が愛している美しい国だが、人種差別主義者の国というイメージを世界に転送することに同意してしまった。それに同意していないスペイン人には申し訳ないが、いまやブラジルでは、スペインは人種差別主義者の国として知られている」とも綴っている。