ベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)は16日、過去にヴィッセル神戸などで指揮を執ったドイツ人のトルステン・フィンク氏が監督に就任することを発表した。

フィンク氏は1967年10月29日生まれの55歳。2019年から2020年にかけて神戸の監督を務め、2019年度の天皇杯でクラブに初タイトルをもたらしたことで知られる。

2020年9月に家庭の事情で神戸の監督を退任。その後はラトビアのリガやUAEのアル・ナスルなどで指揮を執っていた。

シント=トロイデン監督就任に伴うフィンク氏と立石敬之CEOのコメントは以下の通り。

トルステン・フィンク監督

「豊かな歴史を持ち、熱狂的なファンがいるSTVVの監督に就任することができて、ワクワクしています。クラブ創設から100周年を迎えるシーズンを特別なものにするため、コーチ・選手と共に良いシーズンを過ごせるよう全力を尽くします」

立石敬之CEO

「STVV創設100周年を迎える記念すべきシーズンに『勝者のメンタリティー』を持つフィンク監督を招聘することができ、とても光栄に思います。若手の育成に長け、昨シーズンまで積み上げてきた組織的な守備に攻撃力を上積みしたサッカーを見せられることができるように新監督と共にチームを準備し、戦っていきたいです」

【関連記事】大いに苦しんだ昨季とはサヨナラ。「堂々の首位」ヴィッセル神戸はなぜ強い。

なお、アシスタントコーチには神戸時代にもヘッドコーチとしてフィンク監督を支えたセバスチャン・ハーン氏が就任することも合わせて発表されている。

【厳選Qoly】遠藤航の運命は…オランダ人監督に「プライドをズタボロ」にされ人生が変わった世界的スター5名