エスパニョール戦に勝利してリーガ優勝を決めたバルセロナ。
選手たちは敵地のピッチで喜びに沸いていたが、降格危機にあるエスパニョールサポーターがピッチ上に乱入し、一触即発の事態になるなど荒れ模様になった。
エスパニョールはこの乱入騒動でカタルーニャ州政府から最大で60万ユーロ(8875万円)の罰金を科される可能性がある。
その騒乱のなかで、テレビカメラを破壊した男が物議を醸していた。
Ayer vimos estas lamentables imágenes por la televisión.
El chaval que tiró la cámara de Movistar tras la invasión de campo es Yago Darnell, número 9 de la lista del PP en Sant Joan Despí. pic.twitter.com/5ot476AxqR
— Diego FS 🌿 (@DiegoFSRB) May 15, 2023
これはひどい…。
『elDiario.es』などによれば、エスパニョールファンであるこの男の身元が特定されたという。
男はユースサッカーチームでコーチを務めており、5月28日に予定されている地元選挙に立候補していたとのこと。
バルセロナのサン・ジュアン・ダスピ地区の議員選挙に向けたカタルーニャ国民党の候補者リストに名を連ねていたそう。
国民党のダニ・シレラ氏は「いかなる暴力行為も非難されるべきものであり、テレビカメラを攻撃することは狂気の沙汰」と非難。党からの要請を受けた男は立候補を取り下げた。
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ただ、党は、この男は党員ではなく、無所属として候補者リストに載っていたとも説明していたようだ。