10日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準決勝のミラン対インテルは、0-2というスコアで終了した。
前半開始からまもなくコーナーキックからエディン・ジェコが先制点を奪取し、さらに11分にはヘンリフ・ムヒタリャンが追加点。
その後マルティネスがPKを獲得するも、VARのレビューの末に取り消しになるなどして追加点こそ決められなかったものの、最後までその2つのリードを守りきった。
『Daily Mail』によれば、2失点を喫して敗れたミランのDFフィカヨ・トモリは以下のように話していたとのこと。
フィカヨ・トモリ
「試合の入り方について、我々はとても残念に思っている。早い段階で2つのゴールを許してしまったスタートをね。
まずはコーナーキックからの失点。次は流れの中からだ。最初の15分間で2失点というのは、まるで歯にキックを受けるようなもの(ひどい仕打ちを受けるという意味)だ。
試合に戻るのに時間がかかった。チーム内に一抹の不安や心配があった。このような試合で、そのようなことがあってはいけない。
これをファーストレグだけにしなければならないね。落ち込んでいてはダメだ。ファンの前でのホームゲームだったので残念だね。セカンドレグに向けてポジティブな結果を得たかった。
適切なインテンシティを持ってプレーすれば、彼らをもう少し困らせられると我々はわかっている。後半は我々のほうが良かったのだからね。ただラストパスやシュートの精度、決意や怒りがもう少しあれば、ゴールできたかもしれない。
とはいえこの結果にこだわっていてもいけないよ。次の試合に進んでいかなければならないのだから」
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ミランは3月18日に行われたナポリ戦以来公式戦9試合に渡って無敗を続けていたが、これが2ヶ月ぶりの敗戦。悔やまれるのはやはり試合の入り方だったようだ。