6日、AFCチャンピオンズリーグの決勝第2戦が埼玉スタジアム2002で行われ、浦和レッズがアル・ヒラルに1-0で勝利。2戦合計2-1で5大会ぶり3度目のアジア制覇を達成した。

1週間前に行われたアウェイでの第1戦を興梠慎三のゴールにより1-1に持ち込んだ浦和。チームを後押しすべく、この日もスタジアムには超満員の浦和レッズサポーターが詰めかけた。

アル・ヒラルはキープレーヤーの一人、サウジアラビア代表MFサルマン・アル・ファラジが第1戦で負傷したため欠場。この試合ではフォーメーションを4-3-3に変更し、とにかくまずは1点をと開始から圧力をかけてきた。

それに対して浦和はブロックを作って冷静に対応し、漏れてきたボールも守護神の西川周作が的確な判断でシャットアウト。強風の中で風下に立たされた前半をスコアレスでしのぐ。

そして後半開始早々の49分、セットプレーからマリウス・ホイブラーテンが折り返すと、アンドレ・カリージョがクリアに失敗。浦和がオウンゴールにより大きな先制点を手にした。

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アル・ヒラルも1点を返せば五分に戻せる状況だったが、強風の影響で前半のように前へボールを進めることはできず。

選手を入れ替えながら最後まで守備の集中力を切らさなかった浦和が、5大会ぶりの栄冠を手にした。

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