シーズン途中に指揮官交代に踏み切ったバイエルン・ミュンヘン。
だが、トーマス・トゥヘル新監督のもとでも7試合で3敗目を喫し、ついにブンデスリーガ首位から陥落してしまった。
『Bild』によれば、オリヴァー・カーンCEOも解任の危機にあるとのこと。
カーン本人に辞任の考えはないものの、クラブ関係者は「昨日の試合後、いつ何が起きてもおかしくないので注意を怠るなと伝えられた」と明かしたそう。
また、同紙のクリスティアン・ファルク氏はこう指摘している。
「いまのカーンは最初からそうあるべきだったような闘争心を剥き出しにしている。
彼を連れてきた人間たちは、かつてのピッチ上での姿を求めていた。だが、当初の彼は非常に遠慮がちだった。それが誤解だった。
(名誉会長の)ウリ・ヘーネスはいまだにクラブ内で大きな影響力を持っている。
彼は頻繁にカーンについて批判的な発言をしているようだ。そうなると危険だ。
ヘーネスのサポートがないとバイエルンではすぐに非常に危ない状況に置かれる」
カーンはヘーネスら上層部からの後押しがないことで立場が危うくなっているようだ。
一方、スポーツディレクターであるハサン・サリハミジッチは現時点では立場が脅かされておらず、カーンが批判の的になっているとのこと。