かつてローマやレアル・マドリー、インテルなどでプレーした元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノ。
彼はローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督を批判した。
「(ラツィオの監督)サッリはサッカーと自分の仕事を愛している。一方、もうひとりのほうはサッカーに興味がない。サッリは素晴らしいサッカーをするが、やつはゼロだ。モウリーニョはショーばかりやってる。どうやって彼が結果を出すのか分からない」などと揶揄したのだ。
『Corriere dello Sport』によれば、モウリーニョはカッサーノの発言についてこう話したそう。
「好みを持つのも、批判をするのも、みんな自由だ。
しかし、アントニオのようなのは違う。彼はおもしろがっているが、他の人間は真剣にやっている。
カッサーノはローマ、インテル、レアルでプレーした。マドリーでは着ていたジャケットが印象的で、ローマではプレーせずにスーペルコッパを獲得し、インテルではコッパロンバルディアすら勝ち取れなかった。
私は自分がインテル、レアル、ローマで何を勝ち取ったのかを知っている。
彼は私との問題を起こすだろうが、私は彼と問題を起こすことはない。
彼に言いたいのは一言だけ。気をつけろよ。アントニオ、君は40歳で、私は60歳だ。
マルコ・リヴァヤがやってくるとその後が大変だぞ」
ローマ、インテル、レアルで勝ち取ったものは全然違うと指摘していたようだ。
なお、リヴァヤは昨年末のワールドカップで日本代表とも対戦したクロアチア代表FW。
彼はインテルで育成された選手で、2012-13シーズンにカッサーノとチームメイトだった(当時のインテルには長友佑都も所属)。
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個性が強かったという2人は何度も衝突したというが、10歳も年下のリヴァヤがカッサーノをやっつけてしまったとか。当時のリヴァヤはプリマヴェーラ上がりでまだ10代だったはずだが…。
モウリーニョはすでにインテルの監督ではなかったが、リヴァヤとの一件を知っており、それを持ち出していたようだ。