イングランド・プレミアリーグのチェルシーは、「今シーズン終了までフランク・ランパードが暫定監督を務める」と公式発表した。

契約期間は今シーズン終了までで、今週末に行われるウォルヴァーハンプトン戦から指揮を執るとのこと。

かつてチェルシーで長く選手として活躍し、監督としてもチームを率いた経験を持つランパード。一度解任されてからはエヴァートンを指揮したものの、あまり結果は残せなかった。

今回僅かな期間のみというオファーではあったものの、正式な監督を探すまでの間のつなぎという難しい役割をすぐに受け入れたという。

フランク・ランパード

「ここは私のクラブだからね。簡単な決断だったよ。

自分はとても現実的な人間だ。チェルシーを去ってからは違う道を歩んできたが、頼られてここに戻ることができた。

そしてこのシーズンの終わりまでの間、クラブを助ける事ができるという信念を持って戻ってきた。それは本当に素晴らしいことだ。

このチャンスを与えてくれたことに感謝しているし、それを手にできたことがとても嬉しい。

私は自信がある。チームのこともよく理解している。これまでともに仕事をしてきた人も多い。練習場でも、スタジアムでもね。そしてもちろんファンも。

この期間、ファンが望むものを提供できるよう、心を込めて全力を尽くしていくよ。

役割については見ればわかるものだが、私は未来を考えていない。自分の能力を最大限に発揮し、影響を与えられる方法で仕事がしたい。

シーズンの終了までベストを尽くしていきたいし、その後のことは成り行きに任せよう」

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今季終了までという珍しいオファーを受けることにしたランパード。普通の指揮官ならば断るような条件であるが、チェルシーへの愛はそれをも跳ね除けるほど強いようだ。

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