リオネル・メッシが今夏再びフリーエージェントになる可能性が高まっているようだ。
今季はフランス・リーグアンで劇的な復活を遂げ、32試合で18ゴールという成績を残しているメッシ。しかもワールドカップで優勝を果たすなど、キャリアの頂点を極めている状況だ。
しかし『L'Equipe』などが伝えたところによれば、所属しているパリ・サンジェルマンは現在彼との契約更新が難しくなっているという。
昨年9月にファイナンシャル・フェアプレー制度の違反で制裁を受けており、860万ポンドもの罰金を命ぜられたほか、今後の改善が見込めない場合は執行猶予分の罰金4500万ポンドも追加で支払う必要がある。
さらにキリアン・エムバペとの新契約によって負担が増加しており、現在コストを削減しなければならない状況にあるとのこと。
リオネル・メッシは週85万ユーロ(およそ1億2000万円)と言われる巨額の給与を受け取っているため、今夏で満了を迎える契約の更新は難しいとも。
また、同時にセルヒオ・ラモスも給与がかなり高額であることから、今夏の退団の可能性はかなり高まっているそうだ。
パリ・サンジェルマン側は彼らをクラブに残したいと交渉はしているものの、メッシとラモスは給与の削減を受け入れる意思はないという。
なお、メッシに対してはサウジアラビアの強豪アル・ヒラルやアメリカ・メジャーリーグサッカーのクラブが現在よりも高額な給与を提示しているそう。
【関連記事】「リオネル・メッシがPSGで失敗した」5つのワケ
また、セルヒオ・ラモスにもサウジアラビアから「パリ・サンジェルマンの4倍」という年俸3000万ドル(およそ40億円)のオファーが来ているとのこと。