アウストリア・ザルツブルクのU-7チームを応援するサポーターの映像が大きな話題になっている。
それはオーストリア3部にあたるレギオナルリーガの試合、アウストリア・ザルツブルク対グレーディヒのハーフタイムに行われたイベント。
アウストリア・ザルツブルクの7歳以下のチームと、招待されたUSVランプレヒトハウゼンが練習試合を開催したという。
すると、アウストリア・ザルツブルクのトップチームを応援しにきた1300人以上のサポーターが、U-7のチームに対してもビッグフラッグ、チャント、発炎筒を使ってトップさながらの応援を繰り広げたのだ。
そしてアウストリア・ザルツブルクのサシャ・ガストゥーバ監督が自身のこの模様を撮影してInstagramにアップし、大きな話題になった。
もちろんこのサポーターの「本気の応援」に子どもたちや保護者も喜び、素晴らしい雰囲気のなかで試合が行われたそうだ。もちろん行儀の悪いふるまいをするファンはいなかったという。
サシャ・ガストゥーバは「アウストリア・ザルツブルクにはフーリガンだけでなく普通のファンもいるのか?といつも聞かれてきた。そんなときはこの映像を見せて欲しい」と書いている。
2005年にレッドブル社が旧アウストリア・ザルツブルクを買収した際、クラブの色や名前、経営陣すべてを一新して「レッドブル・ザルツブルク」としたことはよく知られている。
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現在のアウストリア・ザルツブルクは、この買収に反対した熱狂的サポーターたちが団結して1から立ち上げたクラブ。そのためフーリガンに支えられているという色眼鏡で見られることも多いという。