現在公式戦8試合連続で無敗という素晴らしい歩みを見せているシャルケ04。ライプツィヒ戦で敗れて以来は2勝6分けと非常に安定して勝ち点を稼いでいる。
その結果大差で最下位だった状況から持ち直し、シュトゥットガルトを上回り17位に浮上。自動残留圏内まであと1ポイントまで迫ってきた。
そのベースとなっているのは吉田麻也を中心としたディフェンスで、この8試合ではわずか4失点。劇的な改善を見せているのだ。
しかしながら『derwesten』の報道によれば、このインターナショナルマッチウィーク明けのレヴァークーゼン戦は厳しいものになりそうだという。
その理由は、この冬にセルティックから加入してきたセンターバックのモリッツ・イェンツが怪我のために出場が不可能になってしまったからだ。
「内田篤人のFOOTBALL TIME」に吉田麻也がゲスト出演した際も「変なことをしない」と称賛し、素晴らしいパートナーだと評価していたイェンツ。
しかしながらアウクスブルク戦で筋肉の怪我を抱えてしまい、治療は進んでいるもののレヴァークーゼン戦には間に合わないのだという。
絶対的な存在となってきたイェンツの代役には、おそらくオーストリア人DFのレオ・グレイムルが起用されるのではないかと言われる。
昨年夏にラピド・ウィーンから加入したグレイムルは、その時点から前十字靭帯の怪我を抱えていたほか、年末にも半月板の怪我で離脱。わずか5試合しかプレーすることができていなかった。
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しかしながら現在ようやく万全に近い状況でプレーできるようになったとのことで、おそらく吉田麻也とともに起用されるのではないか…と予想されているようだ。