先日トルコ南東部およびシリア北部で発生した巨大地震は甚大な被害を出しており、すでに1万7000人以上の死者が確認されている。
そのうち1万4000人以上はトルコで命を落としており、まだ倒壊した建物のなかに多くの人々が閉じ込められていると伝えられる。
『Bild』によれば、現在マンチェスター・シティでプレーしているドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンがその被害者の支援に乗り出しているという。
ギュンドアンはトルコにルーツを持っている選手で、1970年代に両親が父方の祖父を頼ってドイツに移住してきたという家庭で育っている。
彼は今回の地震に当たり、トラックを2台調達して支援物資を積み、被害を受けたトルコの地方に寄付しているとのこと。
さらにギュンドアンの父親に当たるイルファンがトルコに送られ、現地での支援を行っているそう。彼は出身地でもあるトルコ西部の街バルケシルでそれらの支援物資の輸送を手伝っているという。
イルカイ・ギュンドアン
「私達の思いは今、危機的状況にあるトルコの人々とともにある。我々全員が団結することが不可欠だ。その支援にかかっている。
我々はいま、離乳食や毛布、衛生用品、防寒着などを現地に送っており、さらに食料や物資の寄付を集めようとしている。
そしてロンドンのトルコ大使館と協力の上、被害を受けた地域への輸送を手配している」
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妻サラ
「我々は地震の犠牲となった人々に援助を送っている。今彼らには電気も食料もない。
パンを積んだトラックを2台現地に派遣した。また我々に何かを寄付してくれるのであれば、毛布や食料品をお願いしたい」