今冬のマーケットでもっとも大きな存在感を放ったのが、イングランド・プレミアリーグのチェルシーだ。

開幕前にロマン・アブラモヴィッチ氏からクラブを買収したトッド・ボーリー氏は、多くの選手を獲得してチームを入れ替えてきた。

ただプレミアリーグではこれまで20試合を戦って8勝5分け7敗と結果を残せておらず、チャンピオンズリーグ出場権を獲得できるトップ4から10ポイントと大きく離されている。

そこでこの1月のマーケットではさらに大きな投資を行った。

獲得したのはミハイロ・ムドリク、ジョアン・フェリックス、ブノワ・バディアシル、マロ・グスト、アンドレイ・サントス、ノニ・マドゥエケ、ダトロ・フォファナ、エンソ・フェルナンデス。

マロ・グストに関してはシーズン終了までリヨンにローンで貸し出されることになり、さらにジョルジーニョの放出もあったものの、数多くの新戦力が加わった。

しかしながら、そこで問題になってくるのが登録枠。とくにUEFAチャンピオンズリーグでのメンバー制限だ。

チャンピオンズリーグでは制限のないAリスト(最大25名)と、21歳以下で2年以上所属している選手が対象のBリスト(無制限)が存在する。

現在チェルシーはAリストに24名が登録されており、そこからジョルジーニョが抜けたため2名の空きがある。

ただ、獲得された選手がそれ以上に多いことから、単純に言えばかなりの人数がこのAリストに入れなくなるのだ。

すでに国内のカップ戦からは敗退しているため、チェルシーの後半戦はそれほど試合数が多くない。チャンピオンズリーグの登録から漏れた選手はほぼ出場機会は得られないだろうと考えられている。

【関連記事】プレミアリーグ、Twitterファンが選んだ「史上最強イレブン」

今のところ、怪我をしているカンテや移籍の噂があったプリシッチやジヤシュらがメンバーから外される可能性は高いとされているが…。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい