かつてJリーグでプレーした元ブラジル代表FWフッキ。36歳になった彼は現在もアトレチコ・ミネイロでゴールを量産している。

以前、そのフッキは「(試合中に)6キロ痩せた」と発言したことがあったが、クラブがそれを証明するような映像を公開した。

試合前は97.6キロあった体重が試合後には91.9キロに減少…。5.7キロも落ちていたのだ。

これは、29日に行われたトンベンシとの州選手権での様子。

フル出場したフッキは後半44分に劇的な決勝ゴールを決め、1-2の勝利に貢献している。

現在、南半球は夏にあり、『Globo』によれば、この日は猛暑で大雨だったものの気温は非常に高かったそう。そのため、フッキは激しい脱水症状に見舞われていたようだ。

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生理学者によると、スポーツ選手が6キロの水分を汗で失うことは異常ではないものの、その一部を補わないまま試合を終えるのは理想的ではないそう。

熱は筋肉から発生するので、フッキのように筋肉力が多いほどより多くの熱が発生し、体温を下げるために大量の汗をかく。

「サッカーの場合、まずウォーミングアップがあるが、選手はそこですでに体液を失っている。そして、ほぼ2時間の運動。15分のハーフタイムの間も発汗し続けている。試合後も体はずっと熱を持っているので、冷やすために発汗は続く。つまりほぼ3時間、汗をかいていることになる。1時間に2リットルを汗で失うのは、ハイパフォーマンスなアスリートにとっては通常の範囲内だ。ただ、少なくともその一部は運動中に補う必要がある」とのこと。

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