日本代表DF冨安健洋が所属するアーセナルはプレミアリーグで首位に立っている。
マンチェスター・ユナイテッド戦にも3-2で劇的勝利を収め、2003-04シーズン以来となる優勝にまた一歩近づいた。
そうしたなか、アフリカのウガンダでアーセナルファンたちが逮捕される事件があったようだ。
『BBC』によれば、ユナイテッド戦の勝利を祝ったアーセナルファン少なくとも8人が警察に逮捕されたという。
彼らは車5台で車列を組んでいたそうで、地元の店で買ったトロフィーも抱えていたとか。
当該アーセナルファンは「僕らが何をしたのか分からないけど、宿敵ユナイテッド戦の勝利を祝っていただけだ」と話している。
一方、警察は彼らが公序良俗に反する行進を行う許可をとっていなかったと説明。自称アーセナルファンだという地元警察の責任者は、「ライバルファンとケンカになったらどうする」としつつ、まだシーズン中盤なのになぜ彼らが祝っていたのかを疑問視しているそう。
この人物は赤を着る対立派のメンバーを頻繁に逮捕しているというが、今回の逮捕もそれと関連するものだという指摘については否定した(本当はユナイテッドファン?)。
権利団体によれば、ウガンダの公序良俗に関する法律は警察に裁量権を与えており、それが市民の権利を抑制することに利用されてきたという。
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そのウガンダなどアフリカ諸国ではアーセナルとユナイテッドが一番人気だそう。両チームの試合が行われる際、ウガンダでは仮設のビデオホールが常に満員になるとか。