プレミアリーグ第20節、トッテナム対アーセナルのノースロンドンダービーが当地で行われた。
試合はウーゴ・ロリスのオウンゴールとマルティン・ウーデゴールのミドルシュートで0-2でアウェイのアーセナルが勝利している。
試合後にはアーセナルGKアーロン・ラムズデールとスパーズFWリシャルリソンらのいさかいが勃発。その直後、ラムズデールはスパーズファンから蹴られるシーンもあった。
Tottenham fan trying to kick Aaron Ramsdale. Brain dead behaviour. pic.twitter.com/R1xhRioleJ
— Amos Murphy (@AmosMurphy_) January 15, 2023
試合後、ラムズデール本人や両チームの指揮官はこの件についてこのように話していた。
アーロン・ラムズデール(アーセナルGK)
「試合中ずっとスパーズファンが何かしていたので、そのお返しをした。
何人かはよく受け取ってくれたし、スポーツマンシップに則ったものだった。
その後、何者かが飛び込んで、背中を蹴られた。単なるサッカーの試合なのに残念だね。
両チームの選手たちが自分を連れ出そうとしたけれど、幸いにもさほど劇的なことは起きなかった。
不愉快だけど、ロッカールームに戻ったら楽しめるはずさ」
マルティン・ウーデゴール(アーセナルMF)
「聞いた話では、観客席でファンが彼を蹴ったらしい。
もう一度見なければいけない。サッカーのピッチでこういうことが起きるのは残念だ」
エリック・ダイヤー(トッテナムDF)
「自分は見ていないが、容認はできない。起きてはならないことだ。それ以上は言えない」
ミケル・アルテタ(アーセナル監督)
「彼は大丈夫、大丈夫だ」
アントニオ・コンテ(トッテナム監督)
「見てはいない。大きな混乱があったことだけは見た。もしあったとすれば、いいことではない。
常に相手と選手をリスペクトしなければいけない。気に入らないね」
また、FA、プレミアリーグ、スパーズもこの事件を非難する声明を発表。元スパーズのジェイミー・レドナップも「スパーズファンの許しがたい行為だ。あいつはスタジアムに入ることを許されるべきではない。常軌を逸している」と断罪している。
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ロンドン警視庁もすでに捜査を始めたとの声明を出した。