ラ・リーガ第17節、レアル・ソシエダはアスレティック・ビルバオとのバスク―ダービーに3-1で勝利した。
久保建英は股抜きゴールを決めたほか、相手DFを退場に追い込むPKをゲットするなど大暴れ。
PKとなったのは後半17分のシーン。久保は相手FWニコ・ウィリアムスのバックパスをかっさらうとペナルティエリア内でジェライ・アルバレスに倒された(動画6分34秒から)。
これでジェライは一発退場になり、勝負を決める3点目のPKをミケル・オヤルサバルが沈めている。
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試合後、ビルバオの監督や選手はPKの判定についてこう述べていた。
エルネスト・バルベルデ(ビルバオ監督)
「互いが自分たちの武器を持っており、互角の試合だった。
2失点目は痛かったが、2-1にできていた。あのPKまでは、0-0か1-1だったかもしれない。ニコのバックパスとPKの状況は不運だった」
イニャキ・ウィリアムス(ビルバオFW)
「レアルの選手たちはこういう状況の対処法を知っている質の高い選手たちが揃っている。
後半はかなりオープンになるはずだった。あのアンフェアな退場はありえない。
ジェライもボールを争っていた。彼はタケ(久保)よりもはるかに強いので、彼が地面に倒れるのは当たり前だ。
PKを与えたかどうかにかかわらず、レフェリーは間違ったと思う。
レッドカードでもなかった、ボールにチャレンジしていたからね。ひどくアンフェアだった」
オスカル・デマルコス(ビルバオDF)
「自分にはPKにすら見えない。見直さなければいけないせめぎ合いだった。
もし、PKだったとしても、レッドカードはやりすぎな罰に思える」
一方、ソシエダのイマノル監督は「あのPKはディティールだった。彼に触れたのか否かは分からないが、タケは完全にGKと1vs1になっていた。彼が2点目のゴールを決められる状況で貰いにいった(という指摘)はかなり疑問だ」と話していた。