昨年のワールドカップで失意の敗退となったブラジル代表は、退任したチッチ監督の後任を探している。

フランスのレジェンドであるジネディーヌ・ジダンも候補のひとりとなっているが、フランスサッカー連盟のノエル・ルグラエ会長の発言が物議を醸している。

『RMC』によれば、「ジダンがブラジルに?そんなの知るか!彼が私に連絡しようとしたら?私は彼の電話にすら出ないだろう。彼は自分のしたいことをやるし、私には関係ない。彼とは会ったこともない。我々はディディエ(デシャン)と別れることなど一切考えていない」と言い放ったという。

この発言に対して、フランス代表FWキリアン・エムバペやウーゴ・ロリスは敬意を払うべきと反発。レアル・マドリーからも苦言を呈されたグラニエ会長は謝罪に追い込まれた。

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81歳の同会長はこれまでも問題発言があったことから辞職を求める声が強まっており、元フランス代表エマニュエル・プティも『Compare』でこう断罪した。

「彼が謝罪したことは知っているが、彼のことは信じられない。嘘つきだ。

信用することなどできない。この男のことが嫌いだし、辞職すべき。

80歳の彼はあまりに長くその座にいる。フランスサッカーにとって有害だ」

「自分が知っている全てのフランス代表選手、あらゆる世代の代表チームのなかで、彼のことを好きな人間はひとりもいない。

こいつと同じサッカーファミリーにいることが本当に恥ずかしい。

1998年W杯の優勝メンバーは毎年一緒に食事をするが、彼のことを良く言う人間などひとりもいない。

彼はサッカー選手のことが好きではない。彼が選手のことを話す度、選手のことなど気にかけていないことが分かる。

サッカーのことは好きかもしれないが、分からない。ただ、彼が選手のことが好きではないことは確かだ。

彼の標的にされたのは、ジダンが初めての人物ではない。数百人もの選手が彼の標的にされている。

FIFAのインファンティーノ会長に伝えたい、どうか正しいことを行ってほしいと。

FIFAを取り巻く悪評があるなか、彼はあなたのイメージを悪くする。

(FIFAの理事も務める)ルグラエをFIFAに入れないでくれ。追い出せ、バイバイだ!

仕事をやめて、ブルターニュに帰り、サッカー界から離れて余生を楽しんでくれ」

ルグラエ会長は連盟の女性職員に不適切なメールを送ったことでも非難に晒されている。

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