6度目のワールドカップ優勝を目指すブラジル代表。決勝トーナメント1回戦で韓国を4-1で打ち破り、準々決勝進出を決めた。

前半に4点を奪うと、3点リードで迎えた後半35分には驚きの交代。守護神アリソンに代えて、第3GKであるウェヴェルトンを投入したのだ。

『Globo』によれば、チッチ監督は試合後にこう述べたという。

「1人の選手だけ欠けていた。この機会を得られたのはとてもハッピーだ。

GKを交代させるのは難しいことだからね。とてもハッピーだよ」

ブラジルはグループステージ2連勝で突破を決めていたため、カメルーンとの最終節では第2GKであるエデルソンを先発起用。

ここまでウェヴェルトンだけが出場機会がなかかったが、これで今大会のメンバー26人全員がW杯のピッチに立った。試合後、34歳のウェヴェルトンはこう述べていたそう。

「何も決まっていなかった。素晴らしい試合をしたことでこの瞬間が生まれたんだ。

それもチームが素晴らしい試合をしたことも嬉しい。

セレソンのユニフォームを着て、W杯のピッチに立つことがどんな気持ちなのかを感じるための数分間があった」

点差が開いたことで出場機会を得ることができたようだ。そのうえで、ウェヴェルトンはアリソンやエデルソンとは素晴らしい関係にあるとも話していた。

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ブラジルは準々決勝でクロアチアと対戦する。

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