カタールで行われているFIFAワールドカップでは番狂わせが相次いでいる。グループFではベルギーがモロッコに0-2で敗れた。
ベルギーは2試合で1ゴールしか奪えていない。これはベルギーにとって、1930年大会以降でワーストとなる得点数。
もはやチーム崩壊の危機に瀕しているとも伝えられている。
発端はケヴィン・デブライネのインタビュー。英紙でW杯優勝の可能性を聞かれると、「ノーチャンスだ。僕らは年をとりすぎている」と答えたのだ。
その後、ベルギー代表DFヤン・ヴェルトンゲンが「攻撃がひどいのは、彼ら(攻撃陣)が年を取りすぎているかもしれない」と記者会見の場で応戦した。
『Het Nieuwsblad』などによれば、モロッコ戦後にヴェルトンゲン、デブライネ、エデン・アザールが激しく衝突するなどしてロッカールームは“爆発”し、ロメル・ルカクがケンカを仲裁しなければいけなかったという。
1勝1敗のベルギーはグループ3位と敗退危機に瀕しており、最終節では首位クロアチアと激突する。