開幕が間近に迫っているFIFAワールドカップカタール大会。

イスラム国である同国では同性愛は禁忌であり、最悪の場合には懲役7年が科される。

そうしたなか、今大会のアンバサダーを務める元カタール代表MFハリド・サルマンの発言が物議を醸している。

60歳の同氏は「ゲイについて話そう。最も大事なのは、彼らがここに来ることは誰もが歓迎すること。ただ、彼らは我々のルールを受け入れなければいけない」としつつ、カタールの子供たちが同性愛者を見ることは問題と指摘。そのうえで、「(同性愛者は)精神障害」という発言をしたために、大会組織委員会の広報担当がその時点でインタビューを打ち切った。

ドイツの公共放送『ZDF』のインタビューだったため、同国でこの発言は大きな問題になっているようだ。

『Bild』によれば、この発言について聞かれたドイツ代表レオン・ゴレツカは「抑圧的であり、前の千年紀の人間像だ。絶対に容認できない!」と非難したそう(彼がゲイかどうかということとは無関係)。

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ちなみに、バイエルンでプレーするゴレツカはシャルケ時代には内田篤人とチームメイトだった選手でもある。

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