今週、欧州各地で行われるUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ最終節。
決勝トーナメント進出をかけたスポルティング対フランクフルト戦に鎌田大地が先発出場した(彼と同じくW杯メンバーに選出された守田英正は負傷欠場)。
ホームのスポルティングが前半に先制し、フランクフルトは厳しい状況に追い込まれる。
だが、後半17分にPKのチャンスが到来。キッカーを託された鎌田は冷静なシュートを突き刺し、同点ゴールを決めてみせた。日本人史上初となるCL3試合連続ゴールにもなった。
鎌田はPKを蹴る直前に敵地のスタンドから顔面にレーザー光線を照射されたが、その瞬間になぜかニヤリと謎の笑みを浮かべている。相当なプレッシャーがかかる場面だったはずだが…。
UEFA公式も「鎌田は長いディレイの後で極度のプレッシャー下で飛び切りの冷静さを見せつけ、ボールをゴールに蹴り込んだ」と伝えている。
結局、試合はフランクフルトが1-2で逆転勝ち。この結果、フランクフルトは史上初のCL決勝トーナメントに進出。3位となったスポルティングはELに回ることになった。
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鎌田は「なんて歴史的な夜。フランクフルトファミリーの皆、おめでとう。このチームとファンをとても誇りに思う」と試合後にSNSへ投稿。チームメイトのデンマーク代表イェスパー・リンストロムは「最高クラスの選手」、クリストファー・レンツも「愛してるよ、大地」とその活躍を讃えていた。