レアル・マドリーからミランに貸し出されているブラヒム・ディアス。

23歳の彼はレアルと2025年までの契約を結んでいるが、ミランは買取オプションを行使する可能性があるようだ。

『La Gazzetta dello Sport』によれば、ミランが来夏にディアスを完全移籍で獲得する場合、2200万ユーロ(32億円)をレアルに支払うという。

ただ、レアルには買い戻し条項があるため、2700万ユーロ(39億円)で再獲得することも可能だとか。

ディアスはもともと14歳の時にマンチェスター・シティがマラガから青田買いした選手。2019年にレアルは1700万ユーロ(25億円)で彼を獲得したが、その際、シティはある条項を契約に付帯したそう。

もし、レアルがディアスをマンチェスター・ユナイテッドに売却した場合、シティはその4割を受け取るというものだとか。シティの宿敵であるユナイテッドに売った場合は得られる利益が少なくなるというもので、要は「アンチユナイテッド移籍条項」のようだ。

もとはシティが保有していたものの、他クラブを経て、ユナイテッドへ移籍した選手には、ジェイドン・サンチョがいる。

【関連】「ユナイテッドとシティで争奪戦になった8人のスター」

なお、ディアスについては、古巣マラガも将来的な売却額の15パーセントを得られるとのこと。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名