敵地でのスタッド・ランス戦に0-0で引き分けたリーグアン王者PSG。
パリ側には不満が残る判定がいくつがあり、前半41分にはセルヒオ・ラモスが退場を宣告された。
ラモスは主審の判定に異議を唱えた後にイエローカードを立て続けに突きつけられた。
【動画】とほほ…セルヒオ・ラモス、人生28度目の退場宣告シーン
試合後、クリストフ・ガルティエ監督とダニーロ・ペレイラはこう話していたそう。
クリストフ・ガルティエ(PSG監督)
「私もこの侮辱は経験している。3年半ほど前に外国人選手が練習で使うような言葉を言った。
私はラモスのことをよく知っているが、その侮辱が審判に直接向けられたものだとは思っていない。ピッチ上でよく聞くし、スペインでもよくある侮辱(的表現)だ。
彼はそれを個人的なものとして受けとり、退場させた。それに背くもりはない。だが、緊迫感やフラストレーションもあったかもしれない。
彼らを大目に見るつもりはない。彼らと話す。試合が続くし、最大限の選手数が必要だからね。愚かな出場停止や愚かなカードで試合を欠場することには間違いなく対処する必要がある」
ダニーロ(PSG MF)
「審判はもっとうまく状況を管理しなければいけない。イエローカードを出し続けるべきでもない。その後にはああいう状況になるし、そうする理由もない。
いらつく。僕らはサッカーをしたいのにそれが難しいからね。
相手は非常にアグレッシブだった。そのマークを剥がそうとしたけれど、ラモスの退場後はちょっと難しくなった。
ゴールを奪おうとしたけれど、どうにもならない日もある」
これがラモスにとってキャリア通算28度目の退場。リーグアンとリーガでは21度目の退場となり、21世紀以降の5大リーグで断トツで多い退場数となっている。
なお、伊東純也は出場停止のために欠場となった。