2011年末からディエゴ・シメオネ監督が率いてきたアトレティコ・マドリー。
『Marca』によれば、選手たちに起きている筋肉系のトラブル多発問題を解説するため、練習場のピッチ大改修に着手したという。
シメオネ監督は“実験室”としてトレーニング場にあるひとつのピッチを最もよく使用してきたが、ベストコンディションとはいえない状態だったそう。
クラブは選手に筋肉系の故障が絶えない原因を探しており、練習所のピッチコンディションがその理由のひとつかもしれないと見ている。そのため、先週金曜から全面的な改修を行っているという。
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90キロほど離れたセゴビアから最高の砂を、120キロほど離れたタラベラから最高の芝を取り寄せるなど、あらゆる手段を講じて解決に乗り出したとのこと。
砂は220トンもの量をトレーラー8台で輸送したとか。その運搬を担当した会社はヘタフェやラージョ、レガネスのピッチの改修も手掛けているそう。