プレミアリーグ第9節、マンチェスター・シティはユナイテッドとのダービーに6-3で勝利した。

アーリング・ハーランドとフィル・フォーデンの2人がハットトリックを達成。特にハーランドはホームゲーム3試合連続でハットトリックを記録したプレミア史上初の選手になった。

この試合はエティハド・スタジアムで行われたが、あるニアミスが現地で話題になっている。

元シティ選手でもあるハーランドの父アルフ=インゲと、ユナイテッドのレジェンドであるロイ・キーンが近い距離にいたのだ。

この2人には因縁がある。1997年、当時リーズにいたアルフ=インゲとキーンが試合中に接触。負傷したキーンは倒れ込んだまま起き上がれなくなったが、アルフ=インゲは彼を激しく罵った。

その4年後、キーンはピッチ上で復讐を敢行。シティに所属していたアルフ=インゲの膝に悪質なタックルを意図的に見舞ったのだ。十字靱帯を断裂したアルフ=インゲは、この怪我で実質的にサッカー人生を断たれて引退。人工関節を入れてなんとか日常生活が送れるほどになったそう。

【動画】史上最悪レベル…キーン、ホーラン父を壊した殺人タックルシーン

この日はそんな2人がニアミスしていたのだ。ある放送局は両者をこの場で再会させようと試みたものの、それは失敗に終わったそう。

なお、ハーランド本人は「悪くないね。僕らは6点も決めたしね。ホームで6点決めて勝つのはすごいこと。いいね」と試合後に上機嫌で話していた。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介