今ワールドカップで日本代表と対戦するドイツ。
このほどウェンブリーで行われたUEFAネーションズリーグのイングランド戦に3-3で引き分けた。ドイツは0-2でリードしていた後半26分から立て続けに3点を奪われるも、最後に何とか追いつく展開。
24日のハンガリー戦にも0-1で敗れており、本大会に向けてやや不安が残る結果になった。ただ、試合後にドイツ代表トーマス・ミュラーはこう述べていた。
「後半20分の後にテレビを消した人はW杯への大きな興奮とともに眠りについたかもしれないね。
でも、さっきも言ったように、今日の感情で僕らがワールドカップ初戦(日本戦)への臨み方が決まるわけではない。
そう考えれば、今日の感情はまったく気にならない。
レアル・マドリーが僕らにとってのお手本かもしれないね。
僕はカルロ・アンチェロッティら多くのトロフィーを勝ちとった監督たちのもとでプレーしてきた。
うまくいかなかった時に大事なのは立ち直ること、自信を保つこと。僕らもそれに従えばいいい」
不安が残る2試合だったが、それをW杯に持ち込むつもりはないとのこと。常勝レアルと同じような考え方をすべきだと感じているようだ。
一方、ハンジ・フリック監督は「いいテストだった。この試合から得られるポジティブなことも多くあるが、修正しなければいけないネガティブなこともある。最後に追い付いたのはポジティブなこと」と述べていた。
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なお、ドイツはW杯直前の11月16日にオマーンとの親善試合を組んでいる。そして、11月23日に日本とのグループステージ初戦を戦う。