日本代表FW浅野拓磨が所属するボーフムは厳しい状況に置かれている。ブンデスリーガで唯一の開幕5連敗となり、最下位に沈んでいるのだ。

『WAZ』によれば、チームには緊迫した空気が漂っているという。

33歳の守護神マヌエル・リーマンが練習中にチームメイトを侮辱する発言をしたことで騒然となったとのこと。

「なぜ動かない!」「奇形児たちが」などと叫んだそうで、最も侮辱したMFゲリト・ホルトマンとは乱闘に発展したという。そのため、監督は一旦練習を中断し、2人を除外して再開するはめになったとも。

その際、リーマンはGKグローブを叩きつけるなど怒り狂っていたというが、その後、SNS上で謝罪した。

「練習で使ってはいけない言葉を使ってしまった。言われた人が差別されたと感じる言葉を。2度と同じことをするつもりはない。謝罪したい」としつつ、ミニゲームに負けたことに怒っただけで差別的な気持ちはなかったとしている。

【関連】「凄い選手がいたのに降格の悲劇を味わった10のチーム」

ボーフムは11日の次節で同じく未勝利のシャルケとのダービーを戦う。ボーフムはこの試合の結果如何で監督解任の可能性があり、浅野と吉田麻也との対戦は両チームにとって大きな意味を持ちそうだ。

【厳選Qoly】日本代表、「初招集」と驚きの「電撃復帰」があるかもしれない5名