エリック・テンハフ新監督のもとで立ち直りの兆しを見せつつあるマンチェスター・ユナイテッド。

昨年12月に暫定監督として招聘されたラルフ・ラングニックは、当初予定されていたアドバイザーには就任せずにこの夏でチームを去った。そのラングニックは『Der Standard』でこう述べたという。

「監督やスポーツディレクターとして、物事を改善し、偶然の要素を可能な限り最小化する。

ゲームコントロールとある種のサッカーでチームを成長させ、相手に許すよりも多くのチャンスを作り出す。

マンチェスター・ユナイテッドでそれをやるのに半年もかからなかっただろう。

どこに問題があるのか、それを修正するために何をするべきか、私はたった2週間でそれを明らかにしていた。

だが、問題はそれらを変える選択肢・機会かあるかどうかだ」

ユナイテッドの問題は炙り出せていたものの、自分にはそれに対処する選択肢や機会がなかったと述べていたようだ。

【関連】「ユナイテッドから逃げて復活した」5名のスター

なお、ラングニックが率いたユナイテッドは全29試合で11勝9分9敗。Optaによれば、プレミアリーグ1試合平均の勝点(1.5)と勝率(42%)はユナイテッド監督史上最も低いものだったそう。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介