この夏にマンチェスター・ユナイテッドからユヴェントスに移籍したポール・ポグバ。

彼の兄であるマティアス・ポグバがSNS上で暴露を行うと予告して話題になっている。マティアスは弟ポールの弁護士であるラファエラ・ピメンタ、そして、キリアン・エムバペについて爆発的な暴露をすると予告した。

『RMC Sport』によれば、この暴露予告に対して、ポグバ側は声明を出したとのこと。

ポグバの代理人でもあるピメンタ、そして、ポグバ兄弟の実母の連名によるもので、「SNS上でのマティアスの発言は残念ながら驚くに値しない。これはポールに対する脅迫や恐喝未遂に続くもの。イタリアとフランスの当局は1カ月前に押収しており、現在行われている捜査に関してはこれ以上のコメントはしない」という内容だそう。

また、『franceinfo』によれば、ポグバは組織的なギャングによる脅迫・恐喝未遂事件に巻き込まれており、すでに警察の事情聴取に応じているという。

ポグバはアサルトライフルで武装したフード姿の2人組に脅され、1300万ユーロ(17億円)を要求されたとのこと。脅してきた相手には幼馴染の友人らで、さらに、マティアスも容疑者のひとり。

今年3月にポグバが代表戦のために帰国した際に事件は起きた。友人らからアパートに連れ込まれると、プロ選手になって以降に金銭的な援助をしてこなかったと非難され、武装した2人に1300万ユーロを要求されたという。

ポグバは警察の事情聴取で、その幼馴染との関係も明かしている。今年1月にマンチェスターの自宅からその人物を追い出すまでは非常に仲が良く、困っている時には金銭的な援助もしてきたという。ただ、その人物がポグバのクレジットカードを使い、20万ユーロ(2700万円)を盗み出したことが発覚したとも。

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エムバペは初ゴールを決めたモンペリエ戦で苛立ちを露わにしていたが、現地では個人的問題を抱えているとも報じられていた。今回の事件とかかわりはあるのだろうか。

その後、マティアスは「弟はついに本性を現し始めた。彼は警察に嘘を話して、俺をムショ送りにしようとした。兄弟よ、人を操作するのはいいことではない!金の問題ではない。お前のせいで俺は死にそうになった。全てが終われば、お前ほど卑怯で裏切り者の偽善者はいないことが分かるはずだ」などと潔白と主張。また、エムバペに対しては、否定的なことは何もないとしつつ、偽善者や裏切り者が近くにいることは良いことではないと主張している。

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