今夏、マンチェスター・シティからチェルシーに移籍したラヒーム・スターリング。

『Sky Sports』のインタビューで移籍を決断した背景について明かした。

ラヒーム・スターリング

「誰もが自分は必要とされていると感じたい。それはサッカーでも同じだ。

必死にプレーし、子供の誕生日まで犠牲にしてるのに、ある種の扱いを受ければ失望する。

当時は怒り狂っていたし、激怒したが、過ぎたことさ。

自分はいまに集中している。ここチェルシーでもう一度自分の才能を発揮するチャンスを得た。

誤解、契約の停滞。あそこでは素晴らしい時間を過ごしたので、最後にこうなってしまったのは残念だ。

様々なことが重なり、様々な理由があった。

でも、文句は言わなかったし、チャレンジする準備はできていた。居場所を保証されないなら、勝てない戦いをする意味はなかった。

(シティでの状況が耐えられないものになり、退団する時期が来たのか)その通りだ。

選手としては、常にベストを尽くし、チームを助けたい。だが、物事がフェアに進んでいないと感じれば、失望を覚える。

自分のサッカーに満足していないなら、幸せを取り戻すために他の選択肢を考えなければいけない。それこそ自分がやったことだ。

自分にとって前に進むべきタイミングだった。自分の力が出しきれないと分かっていて、それに関わっているわけにはいかない。

(シティは)素晴らしいクラブ。多くのトロフィーを勝ちとったクラブであり、この数年間の自分の成長を大いに助けくれたクラブでもある。

でも、自分自身、自分にとって最善なもの、将来に望むものを考える時がくる。それが(チェルシーに)いる唯一の理由さ」

シティは素晴らしいクラブとしつつ、耐え難い状況に置かれたことで退団を決意したという。

【関連】「チェルシーとシティで奪い合った」8名のスーパースター

そのうえで、「最も大事なのは、毎週プレーすることだった。(控えになるのは?)キャリアで初の経験で、ショックを受けた。だから、またプレーして、サッカーを楽しみたかった」とも話している。

【厳選Qoly】6度の選手権優勝!高校サッカー屈指の名門、帝京高校が輩出した「最強の5人」