今夏のマーケットで大きな補強を繰り返してきたバルセロナ。世界で最も資金を投じたクラブとなっている。
ロベルト・レヴァンドフスキ、ジュール・クンデ、ラフィーニャらに加え、アンドレアス・クリステンセンとフランク・ケシエをフリーで獲得してきた。
しかしながらリーガには選手を登録する際にサラリーキャップ(給与制限)の制度が存在している。
『Sport』の報道によれば、経営難に悩まされていたバルセロナはまだ新戦力を登録できない状況にあるという。
その理由は、リーガとの「解釈違い」であるそう。
バルセロナは今夏3つの「トリガー」を引き、資産や放映権の売却によって6億6700万ユーロ(およそ902.3億円)の収入を得ることができた。これがクラブ側が計算していた数字だった。
しかしながら実際に受け取ることができる現金については5億1700万ユーロ(およそ699.4億円)となっており、リーガはこちらの数字を取っているという。したがってその間には1億5000万ユーロ(およそ202.9億円)の差が出ているそう。
それを受けてバルセロナは急遽セルヒオ・ブスケツとジェラール・ピケに給与の削減を求めるための話し合いを水曜日に行ったとか…。
【写真】レヴァンドフスキは?「30歳以上の選手、最も高額だった移籍」トップ10
また、先日株式を25%売却した『Barca Studios』を、さらに25%売却するという大逆転プランもあるそうだ。