バルセロナは28日、「セビージャからフランス代表DFジュール・クンデを獲得した」と公式発表した。

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移籍金については、メディアの報道ではおよそ5000万ユーロ(およそ68億円)で、ボーナスとしてそれに最大1000万ユーロ(およそ13.6億円)が加わるという。

すでに両クラブの交渉については合意しており、もちろんジュール・クンデ自身もバルセロナに合流している。残っているのはメディカルチェックのみで、それが終了次第契約が正式に結ばれる予定だ。

ジュール・クンデは1998年生まれの23歳。ベナン出身の両親の下で生まれ、14歳でボルドーの下部組織に加入した。

10代でトップチームにデビューを果たすと、すぐに最終ラインの一角に定着。サイドバックとセンターバックをこなし、高い身体能力とクレバーさを兼ね備えたディフェンダーとして大きな話題を集めた。

2020年にはセビージャへと2500万ユーロで移籍し、スペインでもすぐに適応して活躍。フランス代表にも定着し、EURO2020のメンバーにも選ばれていた。

バルセロナはこれでフランク・ケシエ、アンドレアス・クリステンセン、パブロ・トーレ、ラフィーニャ、ロベルト・レヴァンドフスキらに続いての大型補強になった。

ただ『Sport』によればこのあともバルセロナは補強を進めることを計画しているとのことで、イニゴ・マルティネス(アスレティック・ビルバオ)やセサル・アスピリクエタ、マルコス・アロンソ(ともにチェルシー)、ベルナルド・シウヴァ(マンチェスター・シティ)らがそのターゲットになっているという。

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