今夏フランク・ケシエやアンドレアス・クリステンセン、ロベルト・レヴァンドフスキなど大型補強を敢行しているバルセロナ。
放映権の売却などで新たな収入を得たためだといわれているが、ただそれでもまだサラリーキャップ制度やファイナンシャル・フェアプレー制度を満たせるほどにはなっていないという。
そのためオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングをマンチェスター・ユナイテッドに売却するための交渉を行ってきたが、それがかなり難航している状況だ。
デ・ヨングはコロナ禍にあった2020年からの報酬について支払いの延期に合意しており、それが今季から手にできることになっていた。
しかしながらバルセロナはそれを拒否しており、チームに残るならば大幅な減給に同意しなければならないと要求しているそうだ。
とはいえ、当然ながらデ・ヨング側はそれに納得しておらず、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍を拒否している。
そのためバルセロナは「デ・ヨングが売却できなかった場合どうするか」を考えなければならない状況にあるようだが…。
『Cadena SER』によれば、なんとその解決方法は「GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンを売却する」というものだという。
このところはかつてほどの存在感を見せていない上、給与が高額。彼を売却することによって、選手を登録するための枠を開けようというものだそうだが…。
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果たして突然彼を買ってくれるクラブは現れるのかどうか。デ・ヨングの動きはこの後も注目を集めそうだ。
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