E-1で香港、中国、韓国と対戦する日本代表。
今回は海外組とワールドカップ出場経験がある選手については招集されず、Jリーグでプレーしている26名が選ばれた。
元日本代表の中田浩二さんはDAZNの『やべっちスタジアム』で、注目選手たちをピックアップ。そのうちのひとりとして名前を挙げた岩田智輝(横浜F・マリノス)についてはこう評価していた。
中田浩二
「岩田選手はボランチですが、もともとは右サイドバック、さらにセンターバックでもプレーができる。守備のオールラウンダー。
対人の強さ、ボール奪取能力、スピードもあって身体能力も高い。運動量も豊富なので、アンカーをやるにはうってつけの選手。
ボールを受けて、さばくのもうまい。実はパス総数がJリーグ1位。攻撃面でも絡んできていますし、プレーの幅が広がっている印象を受けます。
東京五輪は惜しくも落選となってしまいましたが、E-1で同じポジションの遠藤航選手を脅かす存在になって欲しいと思っています。
今回の招集メンバーのなかで一番W杯行きに可能性がある選手かな、と個人的にも期待しています」
日本代表のアンカーとして絶対的存在に君臨する遠藤航を脅かして欲しいと期待しているとのこと。さらに、ここからワールドカップのメンバー入りも狙えるかもしれないとも。
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25歳の岩田は高校時代にはFWを務めたこともあり、GK以外ならほぼ全てのポジションをこなせるほどのユーティリティ性を持つ。
すでに2019年のコパ・アメリカで代表デビューは果たしているが、E-1でインパクトを放つことはできるだろうか。