オランダサッカー協会の関係者から性的暴行被害を受けたと告白した女性が現われたことが現地で大きな話題になっている。

現役時代はオランダ女子代表として活躍し、その後はオランダ女子代表監督にもなったヴェラ・パーウ氏だ。59歳の彼女は現在、アイルランド女子代表で監督を務めている。

選手時代の1986年と1997年だけでなく、代表監督だった2004年にも性的虐待を受けたと訴えており、加害者は全員がオランダサッカー協会関係者だったとしている。

『AD』によれば、ある人物に疑いの目が向けられているそう。それは73歳のピート・ブーター氏。

彼はユトレヒトのディレクターやイラン代表でアフシン・ゴトビ監督のアシスタントコーチを歴任したほか、サウサンプトンのスカウトも務めた人物(Tranfermarktではスカウトが現職になっている)。

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2人は1985年に出会ったそうで、当時すでに妻子がいたブーテル氏はパーウ氏と不倫関係になったことは認めている。

ただ、「もし誰かを傷つけたなら、非常に遺憾に思う。だが、いま聞かされたことは…真実ではない。自分はそんな人間ではない。家族も友人もそれを知っている。完全に困惑している」と性的暴行疑惑については否定したとのこと。

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