インターナショナルマッチ4連戦を戦ってきた日本代表。14日にはその締めくくりとしてチュニジアと対戦する。
今年末のワールドカップにも出場するチュニジア代表で10番を背負うのは、MFハンニバル・メイブリ。
モフモフヘアが特徴的な彼はマンチェスター・ユナイテッドに所属する19歳のMFだ。
出身はパリ近郊でU-17フランス代表でもあったが、2021年に18歳でチュニジア代表にデビューした。
2019年にモナコからユナイテッドに移籍すると、トップチームでも3試合に出場。あのネマニャ・マティッチは「ハンニバルは素晴らしい選手であり、素晴らしいキャラクター。彼は自分の才能を生かさなくてはいけないよ。練習で見るたびにそのクオリティに驚かされる。どう成長するのか本当に楽しみ」と評価している。
ポール・ポグバと比較されることもあるが、本人は『FIFA.com』のインタビューで「毎日彼から学んでいる。彼のレベルに到達したいし、将来的にはさらに上を目指したい」と話している。また、ストイックに自分を磨くクリスティアーノ・ロナウドからも刺激を受けているとか。
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そんなハンニバルはパリFCのユースに所属していた2016年と2017年に東京国際ユースサッカー大会に参加するために来日したことがある。
9歳から彼を見てきたパリFCのコーチによれば、何事においても完璧主義者で習得することに熱意があったそう。そのうえで、「彼はユナイテッドで未来のポール・スコールズになれる。中盤の”ボス”になるための全てを持っている」と語っている。