日本代表のMF田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ所属)が6月7日、オンラインでの囲み取材に応じた。

6日の親善試合でブラジル代表に0-1と敗れた日本代表。スコアとしては善戦といえるが、同時にブラジルの強さを見せつけられる形にもなった。

この一戦に先発した田中はかなりの衝撃を受けたようで「完敗だった」と表現した。一方で自身が感じた希望についても述べている。

田中碧(日本代表MF)

「他の選手がどう思っているのか分かりませんが僕自身は完敗だなと。

完敗というか自分のせいで負けたなと思いますし、自分が積み上げてきたものが全く通用しないというか出せなかった。それくらい差があるのは分かってましたけど大きく差があるなって感じました。

でもそれと同時に、そういう選手たちに追い付けるんじゃないかなっていう感覚もあります。

それは試合で自分が何かができたとかそういうことではありません。次に彼らと対峙した時にもっと互角に戦えるような選手になれる可能性はあるんじゃないかなっていうのは感じました。

これから自分が何年サッカー選手を続けるのか分からないですけど、その中で彼らが普段やっている舞台に追い付かないといけない。

果てしなく遠い。ただ良い意味で唯一ポジティブなところを挙げるとすれば僕はそこかなと思います」

なぜ「自分のせいで負けた」と感じたかについて詳細には語らなかったが、自身が全くチームの助けになれなかったという想いがあるようだ。

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それと同時に過去「トライアンドエラーを繰り返して自分のものにしてきた」という経験からブラジルの選手に追い付ける可能性も口にし、「世界とやって滅多打ちにされて、そこから成長していければすごく面白いし楽しい」と話していた。

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