リヴァプールの監督としてUEFAチャンピオンズリーグ決勝の舞台にふたたび進んだユルゲン・クロップ監督。

2008~2015年まではドルトムントを率いたことで知られているが、実はバイエルン・ミュンヘンに着任していた可能性があるようだ。

バイエルンの重鎮であるウリ・ヘーネスがそれを認めた。『RTL』のインタビューで、クロップがまだマインツを率いていた2008年前後に合意に達していたと明かしたのだ。

ウリ・ヘーネス(バイエルン副会長兼名誉会長)

「我々は彼がバイエルンに来ることで合意していた。

クリスマス前に彼と話した、バイエルンに来ることが想像できるかを確かめるために。

クロップは十分にそれを想像できていた。

(クリスマス休暇明けの1月7日に電話することになっていたが)カール=ハインツ・ルンメニゲがユルゲン・クリンスマンと契約するという“素晴らしい”アイデア(皮肉)を思い付いた」

クロップ監督とバイエルンは2007年末に口頭合意していたものの、最終的には破談したという。クリンスマンはオットマー・ヒッツフェルトの後任として2008年夏にバイエルンの監督に就任するも1年も持たずに解任されている。

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なお、クロップ本人はビッグゲームの前にバイエルンとの噂が話題になるのは初めてのことではないと語っている。

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