ベルギーリーグ1部のロイヤル・アントワープは、「マルク・ファン・ボメル氏を来季の監督として招聘した」と公式発表した。

アントワープは今季のベルギーリーグでレギュラーシーズン4位となり、優勝プレーオフへの進出に成功した。

ただプレーオフの6試合では1勝1分け4敗と結果が奮わず、4チーム中4位というやや残念な結末となってしまった。

そして、今シーズンチームを率いていたデンマーク人監督のブライアン・プリスケ氏を解任することになり、その後任としてファン・ボメル氏を招聘することを決めた。

マルク・ファン・ボメル氏は言わずと知れたかつてのオランダ代表選手で、中盤のクラッシャーとして活躍した世界的な名選手であった。

2013年に現役を引退したあとは指導者になり、サウジアラビア代表やオーストラリア代表でアシスタントコーチを務めたあと、古巣のPSVアイントホーフェンで監督デビュー。

昨年夏にはヴォルフスブルクの指揮官となったもののシーズン途中で解任となり、数カ月間はフリーエージェントの状態となっていた。

【写真】「欧州のリーグで得点王になったアジア人選手」10選

アントワープにはもちろん三好康児が所属しているが、今季の後半戦ではなかなか一貫した出番がなかったため、退団の噂も流れている。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介